―サーバーのメンテナンスは実施していますか?
皆さま、こんにちは!今回は、普段Pleskを使って、サーバーを運用されている方向けにサーバーメンテナンスで気をつけるべきポイントやメンテナンスをコマンドなしでラクに行えるようにする方法を紹介してまいります。
Pleskならでは?!Pleskユーザーが実施すべきサーバーメンテナンスとは?
突然ですが、「サーバーの健康状態は把握されていますか?」24時間365日稼働し続けているサーバーを運用する上で、さまざまなタイミングや要因でサーバーのメンテナンスを行う必要が出てきます。
Pleskユーザーに関しては、通常のサーバーとは異なる点において、注意して運用する必要があるのは、ご存じでしょうか?
通常のサーバーで運用する場合、Webサーバーやメールサーバーの設定は各サーバーアプリケーションの 設定ファイルにもとづいて管理されますが、Pleskを利用している場合、サーバーの設定ファイルとは別にPleskでも設定情報を持っています。二つの情報は同期されていますが、時間がたつにつれ、少しずつ情報にずれが生じることがあります。
情報にずれが生じるとサーバーの不具合発生につながりますので、不具合を未然に防ぐためにも定期的なチェックを行ったほうが安心して運用できると思います。
―Pleskじゃなくても気をつけておきたいポイントとは?
サーバーに不具合がおきるのは、Pleskを利用しているユーザーだけとは限りません。Pleskを使っていても使っていなくても気をつけるべきポイントがあります。
ファイルシステムを例に見てみましょう。サーバーは外からの通信やファイル更新などでデータが頻繁にやりとりされていますので、サーバーのファイル(データ)は、ファイルシステムという仕組みで保存されています。
ファイルシステムは実データ(データの実体)とメタデータ(データの位置、アクセス権限、
ファイル名、更新日時等)に分けてファイルを管理しているのですが、実データとメタデータを書き込むタイミングは、一致しているとは限りませんので、不整合が起こりえます。
他にもWordPressやMovable Type等、CMS上のコメントの書き込みやサーバーの設定変更などでデータの更新が、頻繁に発生する場合、データベースが破損する可能性もあります。そのため、定期的なチェックや不整合・破損の修復が必要になってきます。
サーバーの健康状態をチェックするのって大変だなと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、われわれ人間も睡眠により、体の発育促進と抗老化、病気の治癒と予防等のメンテナンスが日々行われています。日々働き続けるサーバーにもたまには休息が必要というわけです。
―Pleskでコマンドなしのサーバーメンテナンスを実施する方法とは?
ここまで、サーバーを運用する上で、さまざまな形で不整合がおきる可能性があるというお話をしてきました。
コマンドが得意ではないため、Pleskを利用しているにもかかわらず、いままでのPleskでは、修復作業はコマンドを使わなければいけないという課題がありました。
しかし、Pleskの最新版Plesk Onyxからは、Repair kitという拡張機能が利用できるようになりました。Plesk上で分かりやすいUI上で作業するだけで診断と修復が行えるので、操作ミスの心配もないので、安心して操作できるようになりました!
Repair kitは無料で利用できる拡張機能ですので、おすすめです!ぜひ普段のサーバー運用業務に役立てください!
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