みなさま、こんにちは!
今回は、みなさまのWebサイトの検索結果が上位にランクするためにはどうしたらよいか?でお悩みの「SEO対策」について、手助けになるツールに関するお話です。
サーバー管理ツールであるPleskの拡張機能に「SEO対策」に関するツール[SEO Toolkit]があり、無料で一部機能が利用できますので、その機能と導入方法についてご紹介します!
そもそもSEOって?
「Search Engine Optimization」の頭文字をまとめた略語であり、「検索エンジン最適化」のことをいいます。
「SEO対策」とはGoogle、Yahoo等の検索結果でWebサイトを上位に表示させる等、見られる機会を増やすための取り組みのことをいいます。
検索結果の上位に表示されることで、売り上げや契約数の向上などを見込めるようになります。
反対に「SEO対策」を行わないことで、検索結果にてWebサイトの露出は増えませんので、インターネット上の見込み客の目にとどまらなくなり、売り上げに直結するWeb施策といえます。
「SEO対策」に関しては、それを専門に行っている事業者さまもいらっしゃるほど、奥が深いものとなりますので、今回はPlesk拡張機能[SEO ToolKit]でできる基本的な内容をご紹介します。
Pleskに[SEO ToolKit]を設定してみよう
[SEO ToolKit]有効化の設定手順
[Plesk Onyx17.8 Plesk Obsidianの場合]
(1) Plesk Onyx管理画面へログインし、
①[拡張] -->②「SEO」と入力-->③検索結果に出てきた[SEO ToolKit]をクリックします。
(2) ④[無料で取得]ボタンをクリックします。
(3) インストールが完了するまでお待ちください。
(4) ⑤[SEO ToolKit]をクリックします。
(5) ⑥ □で囲まれ部分をクリックします。
(6) [SEO ToolKit]のメニューが表示されます。
[SEO ToolKit](無料版)でできること
Site Audit【無料】
ウェブサイトをスキャンして、URLを検証します。
基本的なSEO対策のルールに基づいて最適化スコアを取得します。
Rank Tracker【無料】
使用する各キーワード情報や検索結果を表示します。
競合【有料】
自分のサイトと競合他社のパフォーマンスを直接比較します。
Log File Analyzer【有料】
検索エンジンのクローラーによる行動を検査し、ログに保存します。
ログでは、サイトでクロールしたボット、時間、頻度を追跡できます。
今回は、無料で利用できる①と②の機能の使い方についてみていきましょう。
Site Auditを使用する。
(1) ➀のSite Auditをクリックします。
(2) Scanボタンをクリックする。
(3) Scan完了後、[SEO ToolKit]を再び開いて、「詳細を開く」を押す。
(4) 現在のウェブサイトの評価が表示されます。
Rank Trackerを使用する。
(1)「Add keyword」をクリックします
(2) ➀の欄に使用するキーワードを入れ、②のAdd keywordボタンを押します。
(3)追加されたキーワードをクリックすると
(4)キーワードの分析結果が表示されます。
[SEO ToolKit](有料版)の追加機能について
無料版と有料版の違いについて簡単にご紹介します!
概要 | 無料 | 有料 |
---|---|---|
サーバーあたりの最大キーワード | 5 | 最大2000 |
クロール頻度 | 毎週 | 毎週~毎日 |
ログアナライザー | なし | なし~あり |
ランクトラッカー | なし | あり |
ログアナライザーとランクトラッカーについて補足説明します。
■ログファイルアナライザー
Log File Analyzerを使用して、Webサイト上の検索エンジンのクローラーアクティビティを即座に確認できますので、サイトでクロールしたボット、時間、頻度を追跡できます。
■ランクトラッカー
各キーワードの個々のパフォーマンスを確認し、競合他社のパフォーマンスと直接比較します。これによりどのキーワードが有効か、競合他社で負けている部分がわかるため、有効な対策ができます。
有料版でできることや詳細情報については公式サイトにてご確認ください!
Plesk SEO Toolkit公式
最後に
みなさま、最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!
いかがだったでしょうか。
今回、紹介いたしました[SEO ToolKit]は無料版ですので、すべての機能を使用することはできませんが、Webサイトの構造や技術的な改善、キーワードの分析等が可能ですので、これからSEO対策を始める方にはお勧めいたします。