2015.05.11

作ってみよう!Dockerを使った開発環境構築~LAMP構築dockerfileサンプルありますよ

難易度
3
カテゴリー
やってみよう!
タグ
ALTUS
Docker
環境構築

150511_docker_mv

【利用シーン】仮想サーバーに環境構築をする時

こんにちは。GMOクラウド開発グループ所属の縞子です。
すっかり春、というよりもう初夏ですね。飼い猫は少し前まで部屋の暖かい場所で丸くなっていましたが、最近は風通しの良い場所でおなかを見せて昼寝しています。
私も天気のいい日は、日なたでのんびり昼寝していたい・・・。

さて、寝ている訳にはいかないので本題に入ります。
私は開発や検証の際、ALTUS上で仮想サーバー(以下VMとします)を作成し、WebサーバーやDBサーバーなど必要なライブラリやパッケージをインストールして使っています。この環境構築の手間が省けるように、環境の自動作成方法はさまざまありますが、「Dockerにそろそろ触っておかないとなあ」とふと思ったので、Dockerを使って開発環境を構築してみました。

Ⅰ.そもそもDockerって何ですか?

Dockerはアプリをビルド、出荷および実行するためのオープンソースのコンテナ型仮想化ソフトウェアです。PC実機、VMまたはクラウドなどさまざまなプラットフォーム上で、同一の仮想環境を簡単に構築できるという点が大きな特徴です。

コンテナ型仮想化ソフトウェアと何やら小難しい言葉が出てきましたね・・・。コンテナは、ものすごくざっくり言いますと、Linuxカーネルをプロセスごとに隔離する技術を利用した仮想環境です。

仮想環境と言えば、現在一般によく使われているものとしてバーチャル マシン(VM)があります。VMはハイパーバイザの上にゲストOSとして作成され、このゲストOSは独自にOSカーネル、各種バイナリやライブラリを持つ必要があるため、リソースを消費し、起動に時間がかかります。

対してコンテナは、OSカーネル、バイナリおよびライブラリなどはホストOSのものを利用できるため、ごく軽量となり、VMに比べ起動が速くなります。

Dockerについては、下図のようにホストOS上にDockerエンジンを乗せ、その上でコンテナを動かしています。

この記事を書いた人

縞子 GMOグローバルサイン・HD

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