皆さんこんにちは。
最近はカーシェアというサービスが有名ですよね。
このサービスの普及により車に乗るときだけ借りて、自分の車を持たない人も増えてきているそうです。
しかし、車の使い方によってはカーシェアを使うことで費用が高くなるケースもあるといいます。
では、サーバーの世界ではどうなのでしょうか?
自分でサーバーを立てて管理する方が安いのでしょうか?
それとも、サーバーを貸し出しているホスティング・クラウド事業者からレンタルする方が安いのでしょうか?
それでは、それらを踏まえてみていきましょう。
そもそもクラウドは高い?
リソース管理が煩雑で無駄なリソースが多い
ランニングコスト以外のサーバーコストがかかる
さらにサーバーを管理する人件費がかかってしまう
転送量課金が読めず高いと感じてしまう
そもそもクラウドの賢い使い方とは?
さいごに
そもそもクラウドは高い?
世間ではクラウドファースト、クラウドネイティブなどと騒がれています。
しかし、肝心のクラウドについて深く理解している人は意外と少ないのではないでしょうか?
さらに、クラウドが高いと感じている方やクラウドを導入したが、あまりコスト削減ができなかったと感じている方も多のではないでしょうか?
では、なぜクラウドが高いと感じるのかを考えてみましょう。
リソース管理が煩雑で無駄なリソースが多い
クラウドサーバーの利点としてあげられることとして、リソースの伸縮性があります。
クラウドサーバーは多くの場合リソース単位での課金制となっており、このリソースを不要なときには解約できるのです。
しかし、「リソースをかなり多く見積もり契約開始」してしまう方もいらっしゃいます。
では、この場合どうなるでしょうか?
使わないリソースに対しての課金が発生してしまい、割高に感じてしまいますよね。
実は、この「リソースをかなり多く見積もり契約開始」するという考え方は一昔前までは一般的だったのです。
クラウドサーバーが登場する前、それこそ「専用サーバー」のとき代では後からのリソースを増設することは非常に手間でした。
「専用サーバー」とはつまるところ機体としてのサーバーをそのまま借りるという方法ですのでもちろんその都度システムを止めて物理的に増設したり、そもそも個体によっては増設ができなかったりという難点がまだまだ多かったのです。
しかし、現在のクラウドサーバーでは上でもご説明した通り、リソース単位での契約が可能です。
いったんスモールスタートして、必要に応じてリソースを追加するという運用が可能となるので、無駄なリソースがなく利用できます。
ランニングコスト以外のサーバーコストがかかる
「なるほど、スモールスタートすればいいんだな!」
と考えスモールスタートさせても
「月額料金が高いじゃないか!!」
と感じられる方も多いのかも知れません。
でも待ってください。果たして本当にそうでしょうか?
ご自身でサーバーを購入してご自身でサーバーを運用する形の「オンプレミスサーバー」は導入ときに莫大なお金がかかります。
さらに会社の資産となってしまうため、固定資産税がかかってくるケースもあります。
そこに対してサーバー自体のメンテナンス代や電気代など見えにくいコストがかさんできてしまいます。
クラウドサーバーを利用すると固定資産税はもちろんかかりませんし、電気代やサーバーの物理的なメンテナンスも事業者側で行ってくれます。
さらに、パブリッククラウドの場合初期費用がかからないことが多いのためその辺りを踏まえると非常にリーズナブルに運用できると言えるのかも知れません。
さらにサーバーを管理する人件費がかかってしまう
サーバー管理に関するコストで大きな割合を占めるのは何といっても人件費でしょう。
そもそも人件費を大きく抑えることは難しいため、管理工数を抑えたいと考えている方も多いでしょう。
では、クラウドサーバーを導入することによってサーバーの管理コストを抑えることはできるのでしょうか?
結論から言いますと非常に難しい傾向にあります。
もちろん先ほどの通りサーバーの物理的なメンテナンスなど最低限のケアは事業者側で行ってくれますが、それだけでは快適で安全なサーバー運用とはならないことが実情です。
しっかりと運用のコストも計算に入れた上で運用する必要もあると言えるでしょう。
ただし、エンジニアの工数が人手不足などから足りていない場合などもあるかも知れません。
このようなときには、外注でサーバー運用などをお任せするという選択肢も検討してはいかがでしょうか?
「WADAXおたすけクラウドサーバー」でしたら、お客さまのサーバー運用を代行して行っています。
月額も41,800円(税込)から提供可能ですのでぜひご検討ください。
転送量課金が読めず高いと感じてしまう
クラウドサーバーでは多くの場合転送量が従量課金制となります。
電話代金のように使用すればその分料金がかさむという料金プランでは、なかなか料金が計算できませんよね。
しかも、転送量課金は自分でコントロールできないケースが多々見られます。
予想より大きなコストがかかると高いなと感じてしまいますし、何よりも社内稟議が通しにくいといった問題も考えられます。
この問題を回避するにはどのような方法があるのでしょうか?
回避方法①:転送料金が無料のサービスを利用する
当然なのですが、転送料金が無料のサービスを利用すればコストが削減できる可能性は高いでしょう。
GMOクラウドには「ALTUS Basic シリーズ」があります。
回避方法②:転送料金が定額制のサービスを利用する
携帯電話の通信料金のように転送料金が定額となっているものがあります。
このようなサービスを利用すれば料金が計算しやすくなり、上記の問題を回避できるのではないでしょうか?
GMOクラウドには「WADAXおたすけクラウドサーバー」があります。
クラウドの賢い使い方とは?
今まで、簡単なクラウドのコスト構造と賢いクラウドサーバーの使い方についてご紹介させていただきました。
しかし、クラウドサーバー選定では機能と料金はトレードオフの関係にあるということを十分留意する必要があります。
このトレードオフを意識した上で機能と料金が許容できる最大ラインを模索していくことこそ大切であると言えるでしょう。
さいごに
WADAXチームはセキュリティやクラウドサーバーに関する記事を随公開してまいります。
また、さまざまな事柄をわかりやすくご説明するセミナーもご用意する予定ですのでぜひご参加ください。