ホームページで効果的に集客するためには「フロントエンド」「バックエンド」の観点から効果的に運用する必要があります。
本記事では、ホームページ作成後の運用業務内容や運用の外注費用についてご紹介します。
目次
ホームページ運用とは?運用が必要な理由
まず、はじめにホームページ運用の種類は以下2種があげられます。
- ・フロントエンド
- ・バックエンド
フロントエンドの運用とは、集客施策のことで、常に最新の情報を能勢続けることでユーザーの信頼を獲得できるという効果があります。
バックエンドの運用とは、サーバー周りのインフラ整備を指し、ユーザービリティの維持・向上には不可欠です。
ホームページは作ったら終わりというわけではなく、継続的に集客を行う必要があります。さらに、訪問いただいたお客さまに提供するユーザービリティ満足度は、ビジネスの成長につながりますので、ホームページの運用は必要に大切であるといえます。
フロントエンドの運用|ホームページの具体的な運用業務
ここでは、フロントエンドの運用の具体的な業務についてご紹介します。
ホームページのSEO対策
SEOとは、日本語で「検索エンジンの最適化」といいます。
オーガニック検索の結果で最も閲覧されるのは「1位表示されるサイト」です。
検索結果で1位に表示されると大きなアクセス数が期待できるため、自社サイトを上位表示させ、アクセス数を増やすためにSEO対策は不可欠です。
検索上位に表示させるには、こまめにコンテンツを更新し検索エンジンの評価を上げる必要があります。
具体的には、こまめなブログコンテンツの更新や追加、ターゲットユーザーの検索キーワードにあったコンテンツを作成し続けるなど、長期にわたる運用が欠かせません。
コンテンツの作成だけでなく、ホームページの閲覧から問い合わせに至るまでの導線設計を立て、集客につなげることも意識しましょう。
広告運用
集客方法として、広告運用も効果的です。
よく用いられる広告として以下が挙げられます。
- ・リスティング広告
- ・ディスプレイ広告
- ・Facebook広告
リスティング広告とは広告料を支払うことで、キーワード検索をした際にオーガニック検索よりも上位に表示される仕組みです。
リスティング広告は、比較的容易に上位検索が可能で見込み顧客の目に留まりやすく、効率的に集客ができます。
ディスプレイ広告は、ユーザーが検索したキーワードと連動させ、YouTubeやWebサイトにバナーなどを利用してサイト誘導を目的とした広告を掲載する広告方法です。
予算設定や再開、一時停止が簡単にできるため、期間を絞って集中的に集客を行いたいタイミングで活用することをおすすめします。
Facebook広告は、Facebookのタイムラインに表示される広告です。ターゲティング精度が非常に高い特長があります。
ターゲットユーザーに高確率でアプローチできるため、高いコンバージョン率が期待でき、無駄な経費を抑えることができます。
地域で検索流入を狙うMEO対策
MEOは「ローカル検索」「ローカルSEO」と呼ばれます。主に、Googleマップの上位表示を目的に対策することで、広義のSEOに分類されます。
MEO対策にはGoogleビジネスプロフィール登録も重要な要素です。
ビジネスプロフィールの管理により、Google検索やGoogleマップなどに表示される「ビジネス情報」「写真」「クチコミへの返信」などが行えます。
Googleのユーザー調査によって、口コミに返信している企業の信頼度は、返信していない企業と比較し1.7倍も高いことが分かっています。
SNSと連携して活用
SNSとWebサイトを連携して活用することは、コストを抑えてターゲットユーザーへアプローチできる、人気の高い方法です。
Webサイトのブログコンテンツを更新した際には、更新したブログをSNSに投稿するとより効果的でしょう。
SNSへの独自のキャンペーンや集客につながる施策の投稿は、ターゲットユーザーへ素早く情報を拡散する効果が期待できます。
問い合わせ対応
問い合わせへの迅速な対応は、ユーザーから信頼を獲得する重要な要素のひとつです。
- ・内容により、問い合わせ先を分ける
- ・よくある問い合わせには、自動返信のチャットロボットを導入する
上記の方法は、ユーザーの問い合わせに迅速に対応する効果的な方法です。
ターゲットユーザーが気軽に問い合わせできるよう、問い合わせフォームを充実させましょう。
問い合わせフォームに、電話の問い合わせ先をわかりやすく表示することも効果的です。
オンラインに馴染みのないユーザーからの問い合わせに対応する仕組みを整えることで、顧客の取りこぼしを防げます。
バックエンドの運用|ホームページの具体的な運用業務
インフラ整備やトラブル対応など、ホームページの運用に必要なバックエンド業務を具体的にご紹介します。
ドメイン・サーバーは定期的に契約更新が必要
ホームページの「ドメイン」とはURLのメイン箇所を指します。
本サイトのドメインであれば「academy.gmocloud.com」がドメインです。
また、ドメインには有効期限があり、ドメインを登録・所持してホームページを運用し続けるためには、定期的に更新する必要があります。
なお、ホームページをオリジナルのドメイン名で管理するためには、サーバーが必要です。
サーバーは、サーバー管理を専門的に行っている企業と契約して管理します。
サーバーを管理し続けるには、定期的にサーバー管理を行っている企業と契約更新の手続きを行う必要があります。
サーバーの運用業務をできるだけ減らすためには、以下のようなレンタル(共用)サーバーがおすすめです。
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SSLサーバー証明書の更新も大切
「SSLサーバー証明書」は、認証局の調査を受け、ドメインの認証やホームページ運営者の実在を確認したうえで発行されます。
SSLサーバー証明書を適用したサイトのURLは、httpでなく、httpsと表示され、ブラウザによっては、施錠マークが表示されます。
SSLサーバー証明書も定期更新が必要ですが、ドメインやサーバーとは異なりSSLサーバー証明書がなくともインターネット上にホームページを公開することは可能です。
しかし、SSLサーバー証明書を取得していないホームページは「保護されていない通信です」と表示されてしまい、ユーザーからの信頼を著しく下げてしまう恐れがあります。
また、SSL化していないサイトのSEO評価を下げるといった発表をGoogleがしているため、SEO対策としてもSSL化は欠かせません。
最初は導入していたのに、いつの間にかSSLサーバー証明書の期限が切れていていた!などといったことにならないよう、SSLサーバー証明書の更新は忘れずに行いましょう。
他にもまだある!ホームページの維持・管理業務
ホームページ運用のバックエンド業務にはドメインやサーバー、SSL証明書の更新の他にも多くの維持管理業務があります。
以下は、特に重要なバックエンド業務の一例です。
- ・CMSのアップデート
- ・トラブル対応
- ・データのバックアップ
- ・SNSの仕様変更対応など
CMSとは、ホームページの更新やコンテンツの追加を効率的に行うために必要なシステムです。有名なオープンソースのCMSに「WordPress(ワードプレス)」があります。
CMSは定期的に更新されるため、セキュリティの観点からも定期的にアップデートを行う必要があります。
また、システムトラブルへの対応は、ユーザーの信頼に大きく関わるため、迅速な対応が求められます。
ホームページを効果的に運用するために押さえるべきポイント
ホームページの効果的な運用は、重要ポイントを押さえて効率化を図ることが大切です。
- ・ホームページの現状理解や課題を洗い出す
- ・改善結果を分析しナレッジ化する
- ・業務の取捨選択を徹底する
人手や時間が限られる中で、集客につながるホームページを運用するためには、上記を意識しましょう。
ホームページ運用の代行について
リソースが足りない場合、フロントエンド、バックエンドともに外注を検討すると良いでしょう。
委託内容にもよりますが、必要最低限の更新管理であれば1か月に1~2万円程度で委託できます。
注力的に集客する場合は1か月に5万円以上かかるケースもありますが、その分手厚いサービスが受けられます。
ホームページの運用にお困りの方は「GMOらくらくホームページ制作」へご相談ください
ホームページを運用して集客を行うためには、フロントエンド・バックエンド共に様々な運用業務が必要です。
リソースが足りず、自社で管理することが難しいと感じる場合は、外部業者への委託を検討するとよいでしょう。
「GMOらくらくホームページ制作」では、制作会社へ初めてWebサイト制作や広告運用を依頼する方にも安心してご利用いただけるよう、わかりやすいサービスプランをご用意しています。
ホームページの運用にお困りの方は「GMOらくらくホームページ制作」へぜひご相談ください。