中小企業に限らず、Web制作やデザインを手掛けている会社ではサーバー管理ができる専任者は、ほとんどいません。専任者がいたとしても一人で、全て抱えてしまって、大変な思いをしている方も多いのではないでしょうか?
サーバー運用を行う場合、多くの作業が発生します。例えば、Webサーバーの管理やメールアカウントの管理などがあげられます。Webサイトの管理者アカウントを発行してほしいとか、○○さんが退職したからメールアドレス削除してほしいなど、本来注力しなければいけない業務がある方にこのような依頼はとても負担がかかります。
また、このような環境では、属人的な管理になりやすく、退職や異動の時に困ってしまうことも少なくないと思います。
そういったリスクを減らすために、サーバー管理ツール「Plesk(プレスク)」を導入する企業が増えてきています。
Pleskを利用することで、コマンドでの作業が不要になるため、リソースを分散できるようになります。いろいろなサーバー管理機能を有しているため、サーバー管理の専任者が不在の企業さまの味方です。
Pleskについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
実は簡単!Pleskを使ったサーバー移行
経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、通常のサーバー移行作業はとても大変です。サーバー移行の未経験者からすれば、想像を絶する大変さかもしれません・・・!
いくつもサーバー移転の方法を分かりやすく解説したブログを見かけますが、それらを見ても四苦八苦と思います。何度も何度も検索して色んな情報や方法を見ながら悪戦苦闘の挙げ句にサーバー移転は完了するものと思ってください。脅かすつもりはないのですが、とにかく大変な作業なのに間違いありません。
そんな大変は作業を簡単にしようとPleskには昔から、標準で「移行・移管マネージャ」という機能がありました。この機能は、別の Plesk サーバーから新しいPleskサーバー移行をする時には、とても簡単にサイトやメールアドレスを移行することができる機能です。
Plesk間の移行であれば、このマイグレーション機能でサーバー移転も楽々ですが、共用サーバーや、Pleskが搭載されていないサーバーから、サイト移行をするのは大変でした。
しかし、現時点(2019/3)の最新版Plesk Onyxというバージョンからは「Site Import」という機能が追加されました。このSite Importを利用することでPleskを利用していないサーバーからでもPleskへのデータ移行が簡単に実現できるようになったのです!
Plesk OnyxのSite Importの機能を利用することで、サーバー移行の手間が格段に下がります。もし、今Pleskではないサーバーを使っていて、Pleskへの移行を検討しているなら、ぜひこのSite Importという機能を知っていただきたいと思います。
サーバー移行を格段にラクにする『Site Import』
Site Importは、Pleskを使っていないサーバーからPlesk利用のサーバーへ、Webコンテンツやデータベース、メールアドレスのデータ移行が行える非常に便利なツールです。
先ほどもお伝えしたとおり、Pleskには、昔からPleskサーバー同士の移行を行える「移行・移管マネージャ」はありましたが、Plesk OnyxからリリースされたSite Importを利用することで、Pleskを利用していないサーバーからでも管理画面上からの操作でデータ移行が簡単に行えるようになります。
コマンド操作が分からない方でも、サーバーの移行ができちゃいます。
Site Importを利用することで、FTPもしくはSSHのログイン情報があればスムーズに移行できるようになり、とても便利です。
今まで、コマンドができないことが理由で共用サーバーを利用していたが、スペックアップがしたいとお考えなら、Site Importを利用することで、簡単に直感的な操作でサーバー運用いただけるPlesk環境のVPSやクラウドサーバーに移行できます!
そして、VPSやクラウドサーバーと共用サーバーのパフォーマンスの違いを体感していただき、新たな体験をしていただければうれしく思います。
すでにPlesk Onyxで仮想サーバーを作成し運用されている場合は、ご自身でも簡単にSite Importをインストールできます!操作方法のガイドも用意していますので、ぜひご活用ください。
>>Site Import(拡張機能)インストールマニュアル
>>Site Importを利用したWebサイト移行マニュアル
>>Site Importを利用したメール移行マニュアル