2022.07.05

VPSの管理画面 | VPS入門

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VPSの管理画面 VPS入門

VPSの管理画面とは?VPS(仮想専用サーバー)を利用する上で、重要な役割を果たす管理画面をVPS初心者向けに解説します。

目次

  1. VPSの管理画面とは
  2. VPSの管理画面の名称
  3. VPSの管理画面の役割
  4. VPSの管理画面の仕様
    1. 仮想サーバーの管理
    2. アカウント&契約管理
  5. まとめ

VPSの管理画面とは

VPSを利用する際、VM(仮想サーバー)の新規追加・再起動・削除、ディスク容量追加など基本的なサーバー管理業務は、サーバー管理者がインターネット経由でアクセスできるUIを通じて行います。PC、タブレット、スマートフォンといったモバイル端末に対応しているので、外出先でも手軽にサーバー管理を行えます。

VPSの管理画面の名称

VPSの管理画面は、「管理画面」または「コントロールパネル」といった一般的な名称で呼ばれることが多いです。VPSの提供事業者によって、その名称は異なります。たとえば、クラウドVPS byGMOでは、管理画面を「VPSパネル」と呼んでいます。

VPSを契約する際は、ご利用中のVPSの管理画面がなんと呼ばれているか、さくっと確認しておきましょう。また、管理画面に関するサポートを受ける時は、公式サイトで案内されている正しい名称を伝えましょう。

では、VPSにおける管理画面の役割を見てみましょう。

VPSの管理画面の役割

レンタルサーバーを契約すると、ユーザーが利用できる専用領域や基本的なサーバー機能はすべて提供事業者側が用意してくれています。そのため、ユーザー作成、メールアドレス作成といった管理業務は、レンタルサーバーの管理画面を使って行います。

対して、VPSでは、ユーザーが利用する仮想サーバーを新規作成・立ち上げするとこから始まります。仮想サーバーを立ち上げ、そのサーバー上に独自のシステム環境を構築・運用していきます。仮想サーバーに関する基本的な操作は、VPSの管理画面を通じて行います。

では、管理画面の主だった仕様を見てみましょう。

VPSの管理画面の仕様

インターネット上の管理画面にログインして、仮想サーバーの新規作成・起動・再起動や停止といった基本的な作業を行えます。管理画面の仕様は、提供事業者や契約内容によって異なります。

仮想サーバーの管理

仮想サーバーに関する基本的な操作を行えます。一般的な仕様を紹介します。

機能 機能説明
新規作成 仮想サーバーを新規作成します。
起動 停止中の仮想サーバーを起動します。
停止 稼働中の仮想サーバーを停止します。
再起動 仮想サーバーを再起動します。
リカバリーモード リカバリーモードで仮想サーバーの再起動を行います。
状態確認 サーバーが稼働中、停止されているといったステータスを確認できます。
OS再インストール OSを再インストールします。
OS変更 OSを変更できます。
rootパスワード設定 仮想サーバーのrootパスワードを変更できます。
IPアドレス確認 IPアドレスを確認できます。
VNCコンソール 仮想サーバーにVNC(Virtual Network Computing)接続するコンソールを利用できます。
リソース使用状況の確認 メモリ、vCPU、ディスク容量など使用状況を確認できます。
ドメイン設定 仮想サーバーでホストするドメインを登録できます。
リソース追加 ディスク/ストレージ、IP、ドメインといった追加リソースを申し込めます。
操作履歴 管理画面の操作履歴を閲覧できます。

アカウント&契約管理

管理画面では、契約や請求内容についての確認や、お支払い方法の選択や契約更新に関する情報管理ができます。新しいプランやオプションを購入するといったカート機能を備えた管理画面もあります。

まとめ

VPSを契約して、仮想サーバーを使いこなす上で管理画面の果たす役割は大きいといえるでしょう。そして、VPSの提供事業者によって、管理画面の機能や操作性は異なります。VPSを検討する際は、管理画面の違いも考慮しましょう。

さて、当社が運営する「クラウドVPS byGMO」では、最大14日間無料でVPSをお試し利用できます。VPSの管理画面である「VPSパネル」の使いやすさをぜひご体験ください。ユーザーズガイドも充実しており、またお試し期間中も技術サポートを無料で受けられますのでVPS初心者でも安心です。

当記事におけるVPSの仕様は、VPS提供事業者の公式サイト(「VPS」で検索した際に上位表示される5社)で掲載されている情報をベースにまとめられています(2022年7月時点)。サービス仕様は各社で異なりますので、それぞれの公式サイトで最新情報をご確認ください。

この記事を書いた人

クラウド推進チーム

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このブログでは、お客さまにとって有益なクラウド情報を発信してまいります。

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