このページでは、Dockerを利用する前準備として、ALTUS Basicシリーズでのデータディスクマウント方法、フォーマット方法を説明しています。
追加したデータディスクを、仮想サーバーで利用するためには、仮想サーバーへのアタッチ、およびディスクのフォーマットとマウント作業が必要となります。
ここは仮想サーバーへのマウントまでのコマンド操作例になります。
注意事項
操作や設定に失敗した場合、起動不具合となる可能性があるため、作業前に必ず仮想サーバーのスナップショット等のバックアップを取得します。
作業前に必ず仮想サーバーのスナップショット等のバックアップを取得します。
1-3-2 データディスクのマウント・フォーマット
以下は 弊社テンプレートUbuntu(64bit)での実行例です。
1. 事前確認
ディスクのアタッチ前に以下コマンドでサーバーのディスク構成の確認を行います。
# fdisk -l
2. ディスクのアタッチ
ディスクを仮想サーバーにアタッチ(取り付け)します。
1-3-1 データディスクの作成・アタッチをご参照ください。
3. ディスク構成の再確認
# fdisk -l
アタッチ前にはなかったディスクが追加対象となります。
4. 追加されているディスクのディレクトリをフォーマット
「3. ディスク構成の再確認」で確認した追加対象のディスクを指定し、ext4形式でフォーマットします。
※利用中のデータディスクでフォーマットを行った場合、データが初期化されます。
必ず新規作成/追加されたディスクであることを確認してください。
# mkfs.ext4 {デバイスファイルパス}
実行例:# mkfs.ext4 /dev/xvdc
※ご自身でパーティションを分割されたい場合は、fdiskで領域を設定後、フォーマットを行います。
5. 事前に任意のマウント先ディレクトリを作成しておき、マウントを実行
# mount {デバイスファイルパス} {マウント先ディレクトリ}
実行例:# mount /dev/xvdc /mnt/dockerdata/
6. サーバー起動時にマウントが行われるようにfstab設定ファイル(/etc/fstab)へ追記
UUIDの確認をします。
# blkid {デバイスファイルパス}
実行例:# blkid /dev/xvdc
fstab設定例:
# /etc/fstab: static file system information.
#
# Use 'blkid' to print the universally unique identifier for a
# device; this may be used with UUID= as a more robust way to name devices
# that works even if disks are added and removed. See fstab(5).
#
# <file system> <mount point> <type> <options> <dump> <pass>
proc /proc proc nodev,noexec,nosuid 0 0
# / was on /dev/xvda1 during installation
UUID=ac63bb3d-20cf-4c22-a075-326a044b0152 / ext4 errors=remount-ro 0 1
# swap was on /dev/xvda5 during installation
UUID=2b637908-efc7-40de-a395-c33ecf26792e none swap sw 0 0
#Docker Disk
UUID=f5d5c544-97ac-433c-8c8b-975210cab393 /mnt/dockerdata ext4 defaults 0 0