2021.11.01

AWS請求代行の仕組み(ビジネスモデル)【AWS入門 2023年版】

難易度
1
カテゴリー
AWS
タグ
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AWS請求代行
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AWS請求代行のビジネスモデル【AWS入門 2022年版】

「AWS請求代行」の仕組みとは?AWS請求代行のビジネスモデルを解説します。「AWS請求代行のサービスの仕組みは?」「AWS請求代行を利用すると、どうして安くなるの?」「AWSが安くなるの?」といった質問にお答えいたします。

目次
  1. ・AWS請求代行とは?
  2. ・AWS請求代行のビジネスモデルに欠かせないAWSパートナー
  3. ・AWSパートナーが享受できるメリット
  4. ・AWS請求代行における値引きの仕組み
  5. ・AWSパートナーの利益とは?
  6. ・まとめ
AWS無料利用枠でAWS請求代行は使えるの?聞いてみましょう

AWS請求代行とは?

AWS請求代行は、AWSの公式パートナーである「AWSパートナー(旧 APNパートナー)」によって提供されている法人向けサービスです。AWS請求代行サービス、AWSリセール、AWS支払い代行などと呼ばれる場合もあります。AWS請求代行を利用すると、AWSと直接契約(AWSの公式サイトから申し込んで利用すると、AWSと直接契約です)するのではなく、AWSパートナーと契約することになります。これにより、日本円建て請求書を受け取り、銀行振込でAWS利用料を支払うことができるようになります(図1)。また、一定の値引きを受けられるといったメリットがあります。

AWS請求代行サービスの支払いフロー

図1 AWS請求代行サービスの支払いフロー

AWS請求代行をはじめとしたAWSのお支払い方法は、こちらの記事「<AWS入門> AWSの請求の注意点と節約できるお支払い方法をご紹介!【2023年版】」でご紹介しています。

AWS請求代行のビジネスモデルに欠かせないAWSパートナー

AWS請求代行のビジネスモデルにおけるキーマンは、AWSパートナーです。AWS請求代行といった類のAWS支援サービスを提供するには、AWS パートナーネットワークに参加してAWSパートナーとして登録する必要があります。

AWS パートナーネットワークは、AWSが世界展開するパートナープログラムです。2020年3月に開催されたAWSパートナー向け年次カンファレンス「AWS Partner Summit Tokyo」では、国内のAWSパートナーは620社と発表されています。

参考文献

AWSパートナーの一覧表を見ると、SIer、MSP、コンサルティング事業者、ハードウエアベンダー、回線事業者、SaaSパッケージベンダーなどが名を連ねています。

AWSパートナーになる資格とは?AWSパートナーになるには、一定条件を満たす必要があります。一部の条件はこちら(2023年1月時点)。

  • ・AWSの製品を最大限に活用して、クラウド利活用支援を行える法人である
  • ・AWSの幅広い専門知識を備えたAWS認定資格者を揃えている
  • ・一定の売上高、導入事例件数
  • ・AWSパートナーとしての参加費用など

AWSパートナーの種別やランクによって諸条件は異なりますが、AWSに特化した体制を整えて一体の業績を上げるなど、AWS関連事業に対するコミットが求められます。

興味のある方は、公式サイト「AWSパートナーネットワーク」を確認してみましょう。

AWSパートナーが享受できるメリット

AWSパートナーになると、AWSから担当さんがアサインされる、さまざまな営業・マーケティング支援、技術支援を受けられるなど、メリットは多数あります。また、一部サービスの値引きを受けられることも。

AWS請求代行における値引きの仕組み

前述のように、AWSパートナーは一部サービスの値引きを受けられます。また、利用状況を予測して大量のリソース購入を予約すると、一定の割引を受けられることも。これがすべてではありませんが、こうやって生み出される本来の定価との差額などが、AWS請求代行を利用するお客さまに還元されているといえます。

AWSパートナーの利益とは?

ひと昔前のAWS請求代行では、AWS利用料とは別に初期費用、月額手数料を課金していましたが、昨今は初期費用0円、月額費用0円が主流です。AWS請求代行を提供するAWSパートナーが増えたことで、価格競争が起きたといえます。

とはいえ、初期費用、月額手数料共に0円では、AWS請求代行を初めて知った人の多くが「どうやって利益をあげるの?」「ビジネスモデルは?」と疑問に思うでしょう。

正直なところ、AWS請求代行だけで利益をあげようとするAWSパートナーは、ほとんどいないでしょう。AWS請求代行を提供するAWSパートナーの多くが、AWSを主軸にした技術サービスやコンサルティングサービスなど本業を展開しています。一般的に、このあたりが収益の源だといえるでしょう。

AWS請求代行を契約するお客さまの中には、AWS構築代行、移行代行、監視・運用代行といったAWSパートナーによる支援サービスを利用される場合があります。このように、スポットや長期にわたってAWSの利活用を支援させていただくことで利益を上げるビジネスモデルが主流だと推測されます。

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まとめ

さて、AWS請求代行のビジネスモデルや値引きの仕組みをご紹介いたしました。AWS請求代行のビジネスモデルは、AWSパートナーが享受できるメリットや利益の一部をお客さまに還元することで成り立ちます。

AWS請求代行を利用するとAWS利用料の値引きを受けられますので、AWSと直接契約している法人のお客さまは迷うことなく導入されることをおすすめいたします。

最後にひとこと。

AWSパートナーである当社が運営する「CloudCREW」では、初期費用0円、月額費用0円でお支払額の割引を適用する「AWS請求代行サービス」をご用意しています。まさに、お客さまに利益還元するスタイルのサービスです。

AWSのコスト削減に興味がある方は、対面/電話による無料相談窓口や詳しいサービス資料をご用意していますので、お気軽にご相談ください。

CloudCREW byGMO AWS請求代行 コスト効率化

初回掲載日:2021年11月1日、更新日:2023年1月4日

この記事を書いた人

クラウド推進チーム

GMOグローバルサイン・HDがお客さまに提供する価値は『コトをITで変えていく。』です。
クラウド推進チームはこの価値を提供するためのチームです。
このブログでは、お客さまにとって有益なクラウド情報を発信してまいります。

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