2023.01.05

AWSサービスクォータを調べる方法

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AWSサービスクォータを調べる方法

AWS の各サービスにはサービスクォータ(service quotas、以前は service limits と呼ばれた上限)があり、これらはドキュメントや、管理用サービスの Service Quotas で確認できます。そのサービスクォータを調べる方法を解説します。

目次

  1. AWSのサービスクォータとは?
  2. サービスクォータを調べる方法
    1. 公式サイトのリファレンスガイド
    2. AWS Service Quotas コンソール
    3. コマンド操作
  3. まとめ

AWSのサービスクォータとは?

AWS にはサービスごとにサービスクォータ(上限)があり、Service Quotas はその確認・管理に使うサービスです。サービスクォータは、AWS アカウントに設定されたデフォルトの上限で、以前は「サービス制限(service limits)」とも呼ばれていました。

たとえば、Amazon S3のサービスクォータ(図1)は多岐にわたって設定されています。

図1 Amazon S3のサービスクォータ

特に明記がない限り、サービスクォータはリージョンごとに適用されます(例外としてグローバルなクォータもあります)。

公式サイト

クラウド診断

AWSのサービスクォータを調べる方法

AWSのサービスクォータを調べる方法は、3つあります。

(1) 公式サイトのリファレンスガイド「サービスエンドポイントとクォータ」を参照

(2) AWS Service Quotas コンソールにログインして参照

(3) AWS Command Line Interface(AWS CLI)で `aws service-quotas list-service-quotas` と `aws service-quotas list-aws-default-service-quotas` を使用

AWSの契約前、または上限緩和申請前にクォータのデフォルト設定を調べるのであれば、(1)の方法がおすすめです。AWSを契約後、または前任者が過去に上限緩和申請を行ったなどの理由で上限値がデフォルト設定と異なる場合、(2)または(3)の方法がおすすめです。なお、サービスクォータ引き上げの手順は別記事「サービスクォータ引き上げリクエストの方法」をご参照ください。

(1)公式サイトのリファレンスガイド

AWS のデフォルトのサービスクォータ値を確認するには、AWS 全般のリファレンス「Service endpoints and quotas」を参照します(アカウントの状況により実際の適用値がデフォルトより小さい場合があります)。最新のサービス仕様を確認できます。

需要の高そうなサービスをピックアップして、案内ページへのクイックリンク集をご用意しました。

Amazon Aurora エンドポイントとクォータ

AWS Certificate Manager エンドポイントとクォータ

Amazon CloudFront エンドポイントとクォータ

Amazon CloudWatch Logs エンドポイントとクォータ

Amazon Elastic Block Store エンドポイントとクォータ

Amazon Elastic Compute Cloud エンドポイントとクォータ

Elastic Load Balancing エンドポイントとクォータ

ここに載っていないサービスは、前述のガイドにあるサービス一覧の中からお探しください。

中長期にわたってAWSを利用して、システム管理者が何人も変わっている場合、またはご自身で上限緩和申請をしてサービスクォータを変えている場合は、後述する方法で最新のサービスクォータを調べてみましょう。

(2)AWS Service Quotas コンソール

Service Quotas コンソールでは、サービスごとに AWS デフォルト値と適用済みクォータ値を確認できます。

AWS Service Quotas コンソールのダッシュボードから、確認したいサービスを選択します。

AWS Service Quotasのダッシュボード

Amazon EC2を選択すると、クォータの名称に対して「適用されたクォータ値」「AWSのデフォルトのクォータ値」そして調整の可否が表示されます。

AWS Service QuotasでAmazon EC2を表示

Amazon EC2 の「Running On-Demand Standard (A, C, D, H, I, M, R, T, Z) instances」を選択すると、クォータ名、適用されたクォータ値、AWS デフォルトのクォータ値、調整可否などが表示されます。条件を満たすクォータは、この画面から引き上げをリクエストできます。

AWS Service Quotasでクォータ引き上げをリクエスト

「EC2-VPC Elastic IPs」を選択すると、同様に詳細が表示されます。クォータ増加リクエストの申請履歴を確認できます。ステータスを確認すると、リクエストが承認され、クォータを増やせたことを確認できます。

(3)コマンド操作

list-service-quotas コマンドと list-aws-default-service-quotas AWS CLI コマンドを使用します。

Elastic IPのクォータ増加リクエスト履歴を表示
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まとめ

ご自身でAWSのサービスクォータを調べる方法としては、(1)公式サイトのリファレンスガイド「サービスエンドポイントとクォータ」を参照、(2)AWS Service Quotas コンソールにログインして参照、そして(3)コマンド操作の3種類です。

実は、もうひとつあります。

もしAWS運用業務をAWSパートナーに委託している場合は、AWSパートナーに連絡して状態を調べてもらうことも可能です。AWS運用代行は広く普及しており、休祝日、営業時間外の監視・運用を手掛けるだけでなく、リソースの管理、上限緩和申請など、忙しいシステム管理者にかわって煩雑な業務を行ってくれる力強い味方です。興味のある方は、当社のAWS運用代行「マネージクラウド for AWS」をぜひチェックしてみてください。

文献

初回掲載日:2023年1月5日 最終更新日:2026年1月29日

CloudCREW byGMO AWS請求代行 コスト効率化

監修
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が運営するCloudCREW byGMOでご紹介する記事は、AWSなど主要クラウドの認定資格を有するエンジニアによって監修されています。

この記事を書いた人

クラウド推進チーム

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