2019.11.11

catコマンドとは?Linuxコマンドでファイルの中身を確認する方法をご紹介

catコマンド

皆さま、こんにちは!
日頃よりLinuxのコマンドを使いこなしていますか?

Linuxには、便利なコマンドが多数存在します。サーバー管理に欠かせないコマンドの中から今回は、ファイルの中身を確認したいときに利用されるcat(キャット)コマンドをご紹介いたします。

目次
catコマンドとは?
catコマンドの使い方
1.catコマンドでファイルの中身を確認する
2.catコマンドでファイルの中身を連結させる
catコマンドの主なオプションたち
行番号を表示する 【-n オプション】
空白行を飛ばして行番号を表示する 【-b オプション】
まとめ

catとは?

catコマンドは主に、ファイルの中身を確認したいときに利用されるLinuxコマンドです。
あくまで表示するだけのコマンドなので、ファイルの書き換えは行えません。

「それなら、テキストエディターで開いても同じじゃないか!」

と感じる方もいるかも知れませんが、Linuxのシステム(設定)ファイルは多くが、テキストファイルです。
そのため、テキストエディターなどで開くと設定を気づかないうちに壊してしまう恐れがあります。
このようなことを防ぐために、catコマンドを使ってファイルの中身を確認する人が多いのですね!

catコマンドの使い方

実は、catコマンドには大きく分けて3つの使い方があります。
それぞれを使い方と一緒にみていきましょう!

1.catコマンドでファイルの中身を確認する

こちらが、catコマンドを利用されている方の中で最も多い利用方法ではないでしょうか。

使い方はとっても簡単です!

catコマンドの基本書式

$cat [オプション] ファイル名

では、この基本書式を実際に使ってみましょう。

実行結果

$ cat sample1.txt
red
blue
yellow
green
orange
white
black

とても簡単にファイルの中身をみることができましたね!

2.catコマンドでファイルの中身を連結させる

いままでcatコマンドはファイルの中身を出力し、確認するためのコマンドとご説明していましたが、本来
catコマンドは、「concatenate(つなぐ、連結する)」の略称でファイルを連結するためのコマンドなのです。
しかし、いまでは連結させずに単一ファイルの中身をみることの方が多いコマンドとなっています!

では、catコマンドを使って結合する使い方をみてみましょう。

今回は、上で使った色の名前がテキストで入った「sample1.txt」と数字のテキストが入った「sample2.txt」を結合して出力してみようと思います!

$ cat sample1.txt sample2.txt
red
blue
yellow
green
orange
white
black
orange
one
two
three

これもとても簡単ですね!
また、このような出力方法の他にワイルドカード(*)でディレクトリ全体を結合して出力したり、リダイレクト(>)を使って結合したファイルを生成したりと幅広い利用法がcatコマンドには存在します。
ぜひ、そちらも利用してみてください!!

catコマンドの主なオプションたち

オプション 説明
-n 行番号を表示する
-b 空白行を飛ばして行番号を表示する
-A 非表示文字を表示する
-s 連続した空白行を1行にする
-E 各行の最後に"$"を付加する

行番号を表示する 【-n オプション】

出力された文字列に行番号を表示したいという場面は多いかと思います。
例えば、Linuxのシステムファイルの中身をみるときなどは、行番号も同時に知りたいですよね!

そのようなときに使いたいのがこの「-n」オプションです。

それでは、使い方を一緒にみていきましょう。

$ cat -n sample1.txt
     1  red
     2  blue
     3  yellow
     4  green
     5  orange
     6  white
     7  black

数字がでてかなりみやすくなりましたね!

空白行を飛ばして行番号を表示する 【-b オプション】

続いて、空行がある場合を考えてみましょう!

$ cat -n sample3.txt
     1  red
     2
     3  blue
     4  yellow
     5  green
     6  orange
     7  white
     8  black

このように「-n」オプションで表示したはいいものの、空行以外をカウントしてほしい機会もでてくるかと思います!
そのようなときには、「-b」オプションを利用しましょう!

$ cat -b sample1.txt
     1  red

     2  blue
     3  yellow
     4  green
     5  orange
     6  white
     7  black

すると、空行は残ったまま段落番号だけ空行を飛ばしてくれます!
非常に便利ですので、ぜひご利用ください!!

まとめ

今回は、catコマンドをご紹介させていただきました。
catコマンドは、多くの人が利用している基本コマンドの1つと言えますので、ぜひ使いこなしたいところですね!!

今後もLinuxコマンドをご紹介していく予定ですので、ぜひご覧くださいね!

コマンド集
文字列を検索する「grepコマンド」
ファイルやディレクトリを検索する「findコマンド」
ファイルの中身を並び替える「sortコマンド」

それでは、皆さまよりよいサーバーライフをお過ごしください!!

サーバー運用のためにコマンドを覚えることから解放されたい方へ

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この記事を書いた人

髙松 GMOグローバルサイン・HD

2019年に総合職として新卒入社しました。
これから自分のできることを探していきたいと思っています。

プライベートでは、野球をしたり、Pythonの勉強をしたりしています。
将来は、クラウドアカデミー編集長の田(でん)さんの弟子になりたいです。

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