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2015.06.29

大容量データはオブジェクトストレージにぽんぽん保存しちゃおうね~というお話

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【利用シーン】バックアップやアーカイブなど、アクセス頻度の低いデータを長期にわたり保存したいときや、動画配信などのための大容量データを容量制限なしで保存したいとき

【解説】
バックアップやアーカイブなどの大容量データを、コストを抑えて保管する方法です。

昨今、ビジネスにおけるビッグデータの活用が一般化するとともに、さまざまな場面で動画や画像などのコンテンツを扱う機会も増えているため、企業のシステムが保存するデータ容量は加速度的に増え続けています。また、これに合わせてバックアップやアーカイブ、ログといったデータの容量も、これまで以上に際限なく増え続けています。

これをすべてオンプレミスで保存するとなると大変ですが、もし企業がクラウドを活用しているのであれば、データの量がどんなに増えたところで、ハードウェアの購入や設置スペースの確保などに頭を悩ませる必要はないでしょう。しかし、過去のデータを単純にそのままの状態で保存するとなると、容量が増えるに従って保存コストも跳ね上がっていくことになります。

そこで今、低コストで大量のデータを保存する技術として注目されているのがオブジェクトストレージです。保存するデータと、それに付随するデータを1つにまとめたものをオブジェクトとします。オブジェクトストレージは、一般的なファイルストレージと異なり、ディレクトリのような階層構造をとらず、ストレージプールと呼ばれる仮想的な入れ物を用意し、そこにオブジェクトを放り込んでメタデータで管理します。ストレージプールは、いわば分散化されたファイルストレージであり、スケールアウトが可能なため、保存するデータ量やデータ数に制限はありません。この方法なら、従来のストレージと比べて圧倒的な低価格で利用することが可能です。

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一方で、ファイル単位やディレクトリ単位でデータを扱えないため、仮想サーバーから直接データを読み書きすることはできません。そのため、オブジェクトストレージ上のデータにアクセスするには、REST APIと呼ばれるインターフェースを用いて、オブジェクトをいったん仮想サーバーへダウンロードする必要があります。

以上のような特性から、データが頻繁に更新されるデータベースやトランザクション系の業務システムのデータ保存には向きませんが、容量に上限のないといった特性を生かして、増え続けるバックアップやアーカイブ、ログ、動画・画像などの大容量データなどの保存に効果的です。

なお、オブジェクトストレージではデータは異なる地域・場所の物理的なストレージへ自動的に分散されて多重化保存されるため、仮に一部のオブジェクトストレージが壊れてもデータが失われることがありません。さらに、仮想サーバーへのアップロード/ダウンロードはSSLで暗号化されるため、セキュリティ面も安心です。

オブジェクトストレージとREST API

オブジェクトストレージは、REST APIと呼ばれるインターフェースを用いて、クライアントとの間でオブジェクトをやり取りします。
RESTは、Representational State Transferの略であり、一般的なHTTPのGET、POST、PUT、DELETEメソッドを使用してオブジェクトを操作でき、ユーザーのアプリケーションと連携させることも可能です。また、Amazon S3 APIと互換性が高いため、既存のサードパーティ製アプリケーションも利用できます。

この記事を書いた人

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