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2021.10.21

【比較表付き】サーバーのクラウド移行前に知りたい!4社のクラウドを5つのポイントで徹底比較

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【比較表付き】4社のクラウドを5つのポイントで徹底比較
目次
  1. ・1.料金と課金方式
    1. ・(1)月額費用
    2. ・(2)課金形態(時間・固定)
    3. ・(3)オーバーコミット
  2. ・2.パブリッククラウドとプライベートクラウド
  3. ・3.転送量
  4. ・4.SLA
  5. ・5.サポート
    1. ・(1)サポート対応時間
    2. ・(2)サポート方法
    3. ・(3)サポート1次窓口
  6. ・まとめ

昨今では、多くの企業が「オンプレミスのサーバーのクラウド移行」を検討しています。ただ、オンプレミスのサーバーのクラウド移行、といっても、用途により「どのようなクラウド移行が最適か」が全く異なります。

そして、最適でない移行をしてしまった結果、「毎月のコストが跳ね上がる」「頻繁にサーバーが停止し顧客体験が悪化した」「サポートが受けにくく問題解決に2時間がかかる」といったトラブルが生じることも少なくありません。

以下では、サーバーのクラウド移行を検討するご担当者さまに、4社のクラウドを比較し「特に注意すべき5つのポイント」をお伝えします。

1.料金と課金方式

はじめに「料金ならび課金方式」です。この点は「月額費用」「課金形態」「オーバーコミット」の3点に分けて整理します。今回比較する4社の対応状況は以下のようになっています。

GMOグローバルサイン・HD 国内K社 国内I社 米A社
サービス名 GMOクラウド Private Kクラウドサービス Iクラウドサービス Aクラウドサービス
月額費用(目安) 252,200円~ 288,200円~ 556,000円~ 140,254円~
課金形態 固定 固定 固定 従量
オーバーコミット 非公開 非公開 不可

※試算構成: 10VM稼働(1VMあたりのスペックはCPU: 4vCPU, メモリ: 8GB, HDD: 100GB, OS: CentOS), 回線: 1Gbps, IP: 16IP, その他: F/W有, 転送量: 1TB

(1)月額費用

月額費用は、毎月継続的に支払う必要がある費用です。これは、サービスを全く利用しなくても支払いが必要となりますので注意してください。

そして、「月額費用にどこまで含まれるか」をよく確認する必要があります。多くのクラウドサービスでは、月額費用の他に多数の費目で追加費用がかかるサービスが多いためです。例えば、「ネットワーク転送量課金」などサーバー利用料以外に、請求されてしまう項目がある場合があります。

GMOクラウド Privateでは、こうした追加費用は発生せず、予算管理が行いやすくなります。

(2)課金形態(時間・固定)

多くのクラウドサーバーでは、月額費用は「月に支払う最低金額」を意味しています。例えば、「月に10時間だけ稼働させた場合」と「月に720時間フルで稼働させた場合」では、月の支払総額は大きく異なります。

多くのクラウドサービスでは、「このスペックのマシンを、何時間稼働させた場合、月額の請求費用はいくらになるか」の試算が行えるので、確認してみるのがよいでしょう。

想定外の課金の発生や、予算管理面から固定課金を好まれるケースも少なくありません。

GMOクラウド Privateは、稼働時間あたりの課金が発生しないため、費用の増加を気にすることなく、サーバーをフルで稼働させられます。

(3)オーバーコミット

オーバーコミットとは、仮想マシンに対してリソースを割り当てる際、基盤となるサーバーに搭載されている物理リソースの上限を超えた割り当てを行うことを指します。このような運用が可能なクラウドサービスでは、仮想サーバー(VM)の単価を抑えた運用が可能になりますので、コストメリットが大きいといえます。

2.パブリッククラウドとプライベートクラウド

パブリッククラウドは、クラウド事業者が提供するクラウド領域を多数のユーザーで共用する方式です。これに対して、プライベートクラウドは、「自社が使用する領域」が他の領域から独立しており、これを専有して利用する方式です。

パブリッククラウドは、他のユーザーの負荷の増大が、自身のパフォーマンスに直接影響するというデメリットはありますが、比較的安価です。逆にプライベートクラウドは、他のユーザーの負荷が増大しても、自身の利用領域のパフォーマンスには影響しないメリットはありますが、パブリッククラウドよりもやや高額なケースが多いです。

3.転送量

サーバー外部からサーバーに対するアクセス (データ受信) ならび、サーバーから外部に対するアクセス (データ送信) が多いと、ネットワーク帯域を多く使用します。このため、利用転送量ごとに従量課金を行うクラウドも少なくありません。各社の設定は以下の用になっています。

GMOグローバルサイン・HD 国内K社 国内I社 米A社
サービス名 GMOクラウド Private Kクラウドサービス Iクラウドサービス Aクラウドサービス
転送料課金

米系のA社では、自社データセンター (DC) へのデータ受信に対する転送量課金はないが、DCからのデータ送信(データセンター間の転送含む)は、転送量課金を設けています。このため、データ転送量が予想以上に多い場合、月の支払額も予算よりも多くなってしまう可能性があります。

これに対して、「転送量が月額固定のサービス」もあります。例えば、当社のGMOクラウド Privateでは、追加の転送量課金はないため、転送量を考慮せずに予算管理・サービス設計を行えます。

4.SLA

SLAは「サービスレベルアグリーメント」の略で、クラウド事業者と顧客の間で締結される可用性(サーバーが停止せず稼働し続ける時間の割合)に関する合意です。例えば、クラウド事業者は、可用性99.99%で顧客と合意すると、0.01% (年間で52.6分) を超えるダウンタイムが発生した場合に、費用の一部を顧客に返還しなければなりません。

このため、安定したサービスの運用に自信があるクラウド事業者はSLAを高く設定し、自信がない事業者はSLAを低く設定する傾向にあります。

各社のSLAは以下のように設定されています。

GMOグローバルサイン・HD 国内K社 国内I社 米A社
サービス名 GMOクラウド Private Kクラウドサービス Iクラウドサービス Aクラウドサービス
SLA 99.999% 99.95% 99.99% 99.99% (仮想マシン)
99.95% (DB)
99.9% (ストレージ)

国内K社のSLAは99.95%(年間ダウンタイム:4.4時間)です。これに対して、GMOクラウド PrivateのSLAは99.999%(年間ダウンタイム:5.3分)と他クラウドと比較しても非常に高い設定になっています。

5.サポート

クラウド上で稼働するサーバーのサポートは大きく「無償サポート(追加費用不要)」と、「有償サポート(追加費用必要)」に分かれます。下記の表では、無償サポートを基準にしています。各社のサポート状況を比較すると以下のようになります。

GMOグローバルサイン・HD 国内K社 国内I社 米A社
サービス名 GMOクラウド Private Kクラウドサービス Iクラウドサービス Aクラウドサービス
サポート方法 電話・メール・サポートページ 電話・メール・サポートページ 電話・メール・サポートページ サポートページのみ
(電話・チャットは有償サポート契約者のみ利用可能)
サポート時間 電話:24時間365日
メール:24時間365日
電話:営業時間のみ
メール:24時間365日
サポート時間非公開
(ユーザーのみ開示)
有償サポート契約者のみ利用可能
サポート1次窓口 営業時間: 運用エンジニア
時間外: カスタマーサポート
カスタマーサポート カスタマーサポート 有償サポート契約者のみ利用可能

多くの企業では、「24時間365日稼働し、1分1秒も落ちてはいけない」可用性が必要なサービスはまずありません。このため、多くの企業では「できるだけ無償サポートの範囲内で収めたい」と考えています。

なお、無償サポートは大きく分けて以下の3点で評価できます。

(1)サポート対応時間

サポート対応時間は、その名の通り「顧客からのサポート連絡を受けて、クラウド事業者の担当者が対応可能な時間」です。

一般的に無償サポートでは、メールのみ24時間365日なのに対し、当社のGMOクラウド Privateでは、「電話・メールともに24時間365日」の対応を行っています。逆に、無償サポートで最もサポートレベルが低いのが米系A社で、「有償サポート契約なしでは技術サポートを提供しない」という形態となります。

(2)サポート方法

サポート方法は、クラウド事業者にサポートを求める際に利用できる方法の種類です。米系A社は、技術サポートは有償サポートの契約が必須となります。無償サポートは、ホームページ上でのサポートページ(マニュアルなどを自分で確認する)に留まります。

逆に、国内系3社は、電話・メール・サポートページが利用可能であり、複数の方法でサポートを受けることが可能です。

(3)サポート1次窓口

電話やメールで問い合わせを行った際に、最初に対応してくれる窓口が「サポート1次窓口」です。1次窓口担当者の技術力が高い場合は、2次・3次とエスカレーションする必要なく対応が完了するため、どのレベルの担当者が1次窓口を担当しているかは、トラブル対応時などには非常に重要なポイントとなります。

GMOクラウド Privateでは、営業時間内であれば実際にクラウド基盤の運用に当たる「運用エンジニア」から直接サポートを受けることが可能です(時間外だと一般的なカスタマーサポート窓口となります)。最もサポートレベルが低い米系A社の場合は、有償サポート契約者にしかサポート1次窓口がありません。

まとめ

最後に、本記事で解説した4社の比較表をまとめて掲載します。

5つのポイント以外の比較項目も設けていますので、ぜひサービス選択時の参考としてください。

GMOグローバルサイン・HD 国内K社 国内I社 米A社
サービス名 GMOクラウド Private Kクラウドサービス Iクラウドサービス Aクラウドサービス
月額費用(目安) 252,200円~ 288,200円~ 556,000円~ 140,254円~
課金形態 固定 固定 固定 従量
オーバーコミット 非公開 非公開 不可
提供タイプ プライベートクラウド プライベートクラウド プライベートクラウド パブリッククラウド
転送料課金
SLA 99.999% 99.95% 99.99% 99.99% (仮想マシン)
99.95% (DB)
99.9% (ストレージ)
サポート方法 電話・メール・サポートページ 電話・メール・サポートページ 電話・メール・サポートページ サポートページのみ
(電話・チャットは有償サポート契約者のみ利用可能)
サポート時間 電話:24時間365日
メール:24時間365日
電話:営業時間のみ
メール:24時間365日
サポート時間非公開
(ユーザーのみ開示)
有償サポート契約者のみ利用可能
サポート1次窓口 営業時間: 運用エンジニア
時間外: カスタマーサポート
カスタマーサポート カスタマーサポート 有償サポート契約者のみ利用可能
ハウジング連携 不可 不可
個別回線敷設 不可
他社クラウド連携 閉域網(AWS)/VPN接続 VPN接続 閉域網/VPN接続 閉域網/VPN接続
マネージドサービス 導入・運用・監視 導入・運用・監視 導入・運用・監視 運用・管理
DR対応 不可

※試算構成: 10VM稼働(1VMあたりのスペックはCPU: 4vCPU, メモリ: 8GB, HDD: 100GB, OS: CentOS), 回線: 1Gbps, IP: 16IP, その他: F/W有, 転送量: 1TB

 

※本比較表は2021年10月時点、弊社にてWeb上に公開されている情報を基に作成したものになります。

オンプレミスのサーバーをクラウド化することは、運用面において効果が大きい反面、気をつけて契約しないと想定外の費用が請求されるリスクがあります。また、現在よりもコストが下がる場合がある反面、無償でのサポートが限定的になるリスクもあります。

ぜひ、コスト面、パフォーマンス面、サポート面で納得のいくサーバーのクラウド化を実現いただければ幸いです。

なお、当社の「GMOクラウド Private」は、14日間の無料トライアルを提供しています。まずは、お試しください。

GMOクラウドPrivate

この記事を書いた人

村岡英一

ユニファイ株式会社代表取締役。IT企業のコンテンツマーケティングに特化し、上場企業からスタートアップまで幅広く支援。慶應義塾大学、日本マイクロソフト、ブランコジャパン(フィンランド系IT企業)を経て現職。

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