2023.02.28

【動画付き】失敗しないサーバー選びのポイントとサーバー構築の手順をご紹介

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【動画付き】失敗しないサーバー選びのポイントとサーバー構築の手順をご紹介

初心者にとって、サーバー構築・設定は難しい印象があります。「どんなサーバーを選ぶべきか」「どのような手順で進めるべきか」など、さまざまな疑問が生じるのではないでしょうか。

本記事では、サーバーの基礎知識や失敗しないサーバー選びのポイント、サーバー構築の手順を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. サーバーの基礎知識:【タイプ別】サーバーの種類
    1. レンタルサーバー(共用サーバー)
    2. レンタルサーバー(専用サーバー)
    3. VPS
    4. クラウドサーバー
  2. サーバーの基礎知識:【用途別】サーバーの種類
    1. 種類1.Webサーバー
    2. 種類2.メールサーバー
    3. 種類3データベースサーバー
  3. サーバー構築初心者でも失敗しない3つのポイント
    1. ポイント1.目的や用途に合ったサーバーを選ぶ
    2. ポイント2.セキュリティ対策に手を抜かない
    3. ポイント3.構築後のサーバーの運用・管理も重要
  4. 「ALTUS」はこれらのポイントをすべて網羅したクラウドサーバー
    1. GMOクラウドサーバー「ALTUS」の選ばれる3つの理由
    2. 【初心者でも簡単】GMOクラウドサーバー「ALTUS」なら、コマンドなしでサーバーを構築可能
  5. まとめ

サーバーの基礎知識:【タイプ別】サーバーの種類

サーバーの調達には大きく分けて、共有または専用の「レンタルサーバー」、「VPS」、「クラウドサーバー」の4つの選択肢があります。これらのうちどのサーバーを利用するのかは、目的や使用頻度、予算などによって変わります。

目的に合ったサーバーを選ぶため、それぞれのサーバーの特徴について解説しましょう。

レンタルサーバー(共用サーバー)

レンタルサーバーとは、サーバーを貸し出しするサービスのことです。

共用サーバーの場合、1台のサーバーを複数のユーザーで共有します。1台のサーバーを共用するため、利用料金を安く抑えられるのがメリットです。初期費用を安く抑えたい、利用頻度が少ないなど、あまり費用をかけたくない場合に向いています。

一方のデメリットとして、共用サーバーは複数のユーザーで共有するため、ほかのユーザーの利用による影響を受けたり、サーバーのカスタマイズの自由度が低かったりします。利用できる機能やサービが限定されていることもあります。

レンタルサーバー(専用サーバー)

専用サーバーは1台のサーバーを独占して使用できるレンタルサーバーのサービスです。

自社だけが利用できるサーバーのため、ほかのユーザーの影響を受けない、そしてサーバーの管理権限を持てるため、サーバーを自由にカスタマイズできるといったメリットがあります。サーバーに負荷のかかる処理を行うために、性能の高いサーバーを選ぶことも可能です。

ただし、共用サーバーと比べると初期費用や維持費用が高くなるのがデメリットです。また、サーバーのカスタマイズには、専門知識も必要になり、設定などを外部に依頼する場合はその費用も考慮しなければなりません。

VPS

VPSはVirtual Private Serverの略称で、仮想専用サーバーとも呼ばれています。VPSもレンタルサーバーなのですが、1台のサーバーを複数のユーザーで共有しつつ、仮想的に専用サーとして利用できるサービスです。

VPSのメリットは、物理的には1台のサーバーを共有することで費用を抑えながら、管理者権限のある仮想の専用サーバーとして自由にカスタマイズできることです。共用サーバーに比べてほかのユーザーの影響を受けにくい仕組みになっています。

デメリットは、サーバーをカスタマイズ、運用する知識が必要なことです。また、専用サーバーと比べると、カスタマイズの自由度が下がります。

クラウドサーバー

クラウドサーバーは、事業者が用意した物理サーバーやネットワーク内に、複数の仮想サーバーを構築できる環境を用意して提供されるサービスです。ユーザーは仮想サーバーを専用サーバーとして利用できるため、自由にカスタマイズできます。

クラウドサーバーは1ユーザーにつき、複数サーバーの構築が可能です。そして、サーバーごとにCPUやメモリ、OSなどの性能をカスタマイズしたり、処理能力を高めるために増設したりできます。用途に応じて柔軟にサーバーを構築・運用できるのが、クラウドサーバーのメリットです。

利用料は利用するサーバー構成の性能に基づく稼働時間に応じた従量課金制の場合が多いため、構成と稼働時間によっては利用料が高額になるデメリットがあります。VPSと同様に、カスタマイズや運用に関する知識も必要です。

サーバーの基礎知識:【用途別】サーバーの種類

ひと言でサーバーといっても、用途はさまざまです。

インターネットを利用しているときは、サーバーの存在を気にすることはほとんどないでしょう。しかし実際には、Webサイトの構築や電子メールの送受信、データの格納など、さまざまな用途に利用されています。

サーバーにはどのような種類があるのかを紹介します。

種類1.Webサーバー

Webサーバーとは、Webブラウザに表示するテキストや音声、動画などのデータを格納し、配信するためのサーバーのことです。

次の4つが代表的なWebサーバーのソフトウェアです。

Nginx(エンジンエックス)
オープンソースのWebサーバーソフトウェアで、シェアNo.1を誇ります。急なアクセスの増加でも負荷を抑える仕組みを備えています。

Apache(アパッチ)
古くから使用されている、オープンソースのWebサーバーソフトウェアです。長く利用されていることもあって、豊富な機能が特徴です。

LiteSpeed(ライトスピード)
同時に複数のリクエストがされたときも同時処理ができる、Webサーバーソフトウェアです。機能によっては有料で提供されています。

IIS(アイアイエス)
サーバーOSがWindowsでも使用できる、無料のWebサーバーソフトウェアです。マウスで操作できるため、初心者でも使いやすいのが特徴です。

種類2.メールサーバー

メールサーバーとは、メールの送受信に関わる機能を提供するサーバーのことです。役割によってメールサーバーは、いくつかのサーバーに分かれています。

SMTPサーバー
メールソフトで送信されたメールを受け取り、DNSサーバーへ送信する役割を担っています。

DNSサーバー
インターネットで使用されているドメインを管理しています。メールアドレスから送信先のSMTPサーバーを割り出し、メールを転送します。

POP3サーバー
受信したメールを格納するサーバーです。メールソフトを通じて、POP3サーバーからメールをダウンロードします。

IMAPサーバー
受信したメールを格納するサーバーです。端末にダウンロードせずにメールを保管できるため、異なる端末のメールソフトでサーバーへアクセスしても同じメールが見られます。

種類3データベースサーバー

データベース(DB)サーバーとは、整理されたデータの集まりであるDBを管理するサーバーのことです。

データの検索、管理、更新だけでなく、コンピューターから要求されたデータを送信する役割を担っています。DBサーバーがあれば、手もとに膨大な量のデータを保管しなくても、必要なときに必要なデータを取り出せるようになります。

RDBMS(リレーショナル・データ・ベース・マネジメント・システム)
データを列と行からなる表形式で管理するデータベースの形式をRDBといい、RDBを管理するソフトウェアのことをRDBMSといいます。代表的なものに、Oracle、MySQLがあります。

NoSQL

RDBは、量が膨大で、なおかつ構造化されていないデータの処理には向いていません。NoSQLは、よりシンプルかつ高速に処理するため、キーとバリューの組み合わせ、JSONやXML形式で記述されたドキュメントの形など、RDB以外のデータ形式で管理するデータベースを指します。

サーバー構築初心者でも失敗しない3つのポイント

サーバー構築初心者でも失敗しない3つのポイント

サーバーを構築するときに、初心者が失敗しないためのポイントを紹介します。

サーバーの運用を始めてからだと、対応が困難なトラブルも少なくありません。事前に備えておくことで、万が一トラブルが発生したときも、スムーズに対応できます。

失敗しないために、あらかじめ対策できることは最初から準備しておくことが大切です。

ポイント1.目的や用途に合ったサーバーを選ぶ

サーバーを選ぶときは、まず目的と用途をはっきりとさせましょう。

費用をかければそれだけ高性能のサーバーを利用できますが、あまりにも性能が高すぎるとオーバースペックで性能を生かし切れません。しかも、無駄な費用がかかってしまいます。

たとえば、趣味のWebサイトを運用するのであれば格安のレンタルサーバーでも十分でしょう。

一方で、大規模なWebサイトの運用だと、安価な共用サーバーでは高いアクセス負荷に耐えられないおそれがあります。

目的や用途をはっきりさせ、それに合うサーバーをよく比較して選ぶ必要があります。

サーバー種別 用途
レンタルサーバー(共用サーバー) 小規模で、カスタマイズ性を犠牲にしてもコストを抑えたいWebサイト
レンタルサーバー(専用サーバー) 安定した環境とカスタマイズ性を重視した、中規模から大規模のWebサイトやWebサービス
VPS カスタマイズ性を重視した、中規模のWebサイトやWebサービス
クラウドサーバー 安定した環境とカスタマイズ性を重視し、規模に関係なくリソースの柔軟な伸長・縮退を求めるWebサイトやWebサービス

ポイント2.セキュリティ対策に手を抜かない

サーバーを運用するにあたって、セキュリティ対策はとても重要です。個人情報をサーバーに保管している場合、サイバー攻撃を受けて個人情報が流出すると、莫大な賠償金を請求されるだけでなく、組織としての信用を失ってしまうかもしれません。

適切なセキュリティ対策を施し、安全性の高いサーバー運用をしてください。

サーバーに必要なセキュリティ対策はいくつかあります。

1つは、新たに発見された脆弱性に対する攻撃を防ぐためのセキュリティパッチの適用です。セキュリティパッチは、利用しているOSやソフトウェアに発見されたセキュリティホールを修正するプログラムです。

不要なサービスやアプリケーションを停止、削除することも有効です。

また、サーバーへのアクセス手段を難しくすることも重要です。パスワードは桁数を多くし、数値や英字(大文字・小文字)数字、記号などを組み合わせた推測のしにくいものを設定しましょう。

さらに、サーバーが攻撃を受けたとしても、被害を最小限で食い止めるため、ファイアウォールやWAFを活用したり、ログインできるユーザーのアクセス範囲やできることを制限する設計にしましょう。

日頃からサーバーにアクセスするユーザーの振る舞いを監視し、異常を検知できる仕組みもあるといいでしょう。

ファイアウォールは、サーバー事業者が一括で管理する場合と、ユーザー自身が設定する場合がありますので、導入時サーバーの仕様を理解しておくことも大切です。

ポイント3.構築後のサーバーの運用・管理も重要

ソフトウェアの設定などさまざまな手間をかけて、ようやくサーバーは動きはじめます。しかしサーバーは、動きはじめたときがゴールではなくスタートです。運用において、利用しているソフトウェアの脆弱性が見つかった場合にアップデートする必要もあります。

サーバーを運用していると必ず、何らかの異常が発生します。そのために、監視するための仕組みも必要です。また、サーバーが故障したときのことを考えて、データのバックアップを定期的に取る必要もあるでしょう。自身での運用・管理が厳しい会社は比較的運用・管理が簡単なレンタルサーバー(共用サーバー)を選択するか、コマンドを使わず運用できるサーバー管理ツールを搭載するサーバーや運用代行サービスが豊富なサーバーサービスを利用することがおすすめです。

Webサービスを運営する場合であれば、ユーザーが増えたときにパフォーマンスを維持するための計画も必要です。サーバーの移設する場合は、そのための手順も整理する必要になり、手間もかかりますので、拡張性に優れたクラウドサーバーを選ぶと良いでしょう。。

「ALTUS」はこれらのポイントをすべて網羅したクラウドサーバー

GMOクラウド「ALTUS(アルタス)」は、クラウドサーバーのサービスです。

サーバーの構築というと「難しそう」と思うかもしれませんが、ALTUSはコマンド入力せずに、マウスを操作してサーバーを構築できます。サーバー構築支援などのサポートも充実しているのも魅力です。

GMOクラウドサーバー「ALTUS」の選ばれる3つの理由

ALTUSは6,000を超える導入時実績を誇る、クラウドサーバーのサービスです。ALTUSが多くの支持を得ている3つの理由を紹介します。

理由1.用途に応じて柔軟に活用できる
ALTUSは用途に応じて、柔軟な対応が可能です。

スモールスタートではじめてアクセスが増えたり利用頻度が高まったりしてから、CPUやメモリを簡単に拡張できます。しかも、かかる時間はわずか10秒です。リソースに余裕があれば、随時削減することで運用コストを下げられます。

理由2.万全なセキュリティ対策
ALTUSは、パッチあてなどの対策による負荷を軽減するため、専用のセキュリティオプションを提供しています。セキュリティオプションを利用することで、サーバー事業者にて、パッチあてを実施してくれます。また、ファイアーウォールは標準でWAFや脆弱性診断サービスなど手軽にセキュリティサービスが豊富です。

理由3.導入、運用、管理も支援・代行
要望に合わせたクラウドサービスやシステム構成の提案、クラウド環境への移行、システム構築などをサポートしています。サーバー管理のサービスも行っており、サーバーの監視・復旧にも対応します。

【初心者でも簡単】GMOクラウドサーバー「ALTUS」なら、コマンドなしでサーバーを構築可能

ALTUSの導入は簡単で、初心者でもサーバーを構築できます。実際にサーバーを導入するまでは、わずか3ステップです。マウスを使った簡単操作で、コマンドを入力する必要はありません。

ALTUS Basicシリーズを基にステップを紹介いたします。

ステップ1.サーバーの有効化
仮想サーバーを作成するには、OSやコンピューティングオファリング、ネットワークの設定などを行います。また、事前にセキュリティグループの作成が必要です。

ステップ2.セキュリティグループの作成
ダッシュボードの設定管理からセキュリティグループを追加して名称をつけたら、許可する通信の設定を行えば完了です。

ステップ3.サーバーを作成
新規のサーバーを構築するには、ダッシュボードで仮想サーバーの追加をクリックして、あとは必要な設定を選択するだけです。サーバー管理ツールPleskを利用される場合は、Plesk搭載のOSテンプレートを選択してください。

また、この作業も無料から代行するサービスがあるので、不安な方は代行を依頼するのも良いと思います。

無償代行サービスの詳細はこちら

他にも5,500円(税込)から利用できる有償の代行サービスも豊富ですので、運用開始したからも安心して運用代行を任せることが可能です。

有償代行サービスの詳細はこちら

まとめ

未経験では難しそうなサーバー構築も、基本を抑えてしまえばそれほど難しくはありません。むしろ、サーバー選びやセキュリティなど、サーバーを構築してからのほうが重要です。

クラウドサーバーであっても、ALTUSのようなサーバー管理ツールが導入できるものであれば、マウスで設定画面を操作するだけなので、誰でもサーバーを構築できサーバーの構築を簡単にできます。初心者で自信がないという方は、ALTUSをおすすめします。

サーバー構築支援など、初心者をサポートする体制も整っています。また、24時間365日サポートもあるため、わからないことがあればいつでも相談可能です。より簡単に安心してサーバーを構築したいと考えているなら、ぜひALTUSをご検討ください。

 

https://altus.gmocloud.com/

この記事を書いた人

クラウド推進チーム

GMOグローバルサイン・HDがお客さまに提供する価値は『コトをITで変えていく。』です。
クラウド推進チームはこの価値を提供するためのチームです。
このブログでは、お客さまにとって有益なクラウド情報を発信してまいります。

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